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帰って来たショタしょたショータ(#^.^#)!

思春期ショタ、思春期少年の二次元ショタ作品のレビューとショタ小説を扱ってます!
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変わらないなにか……前半


ピクシブの8B218さんのSS設定を参考に小説を書かせて頂きました(^_^)v
こちらがSS設定です(*^^)v




変わらないなにか……前半



人は時が立てば背が伸びて、顔も老けて来て、身体もがっちりしてきて、声変わりもして、毛も生えて来て大人になって行くものだ。
オレも他と例外なく同じように成長する者だと思っていた。

僕の身体はある事件をきっかけに身体の成長を止めた。
医者が言うには、「思春期に何かしらのショッキングな出来事があるとそのまま成長が止まる事がある」だそうだ。


*** 隼人視点


大学〇になったオレは校門の前をくぐる。
オレは一応見た目は子供、頭脳は大人!

その名は、富永隼人(とみながはやと)!

……だ。

ある事件がきっかけでオレの身体は中2の時点で成長が止まってしまった。
だから身体も顔も中〇生のままだ。
たまに小〇生に間違えられる事もあるくらいだ。

校門をくぐると多くの生徒達の視線はオレの方にじろじろと向けられる。

隼人「はぁ……」

センター試験を受けている時もじろじろ見られていたから慣れてはいるけどやっぱ落ち着かない。
確かに見た目が中〇生見たいな奴が大学にいたら注目されても仕方ないのかもしれない……

と自分に言い聞かすようにしている。

でもぶっちゃけ視線がうざい……!
悪かったなガキ見たいな容姿で!

入学式が終わった後、オレはお弁当を買った後真っ先に家に帰る。
家は大学の最寄り駅から数駅のアパート。

今年の4月から念願の一人暮らしだ!
まあ、叔母さんはオレが一人暮らしする事に反対だったけど、そんなの関係ねえ!

オレだってもう18歳なんだ!
見た目は子供……頭脳は大人だっ!

隼人「はぁ……工〇新〇の気持ちがよくわかるぜ……はぁ……」

まあオレはあの名探偵より年上だけどな。
まあ、あの名探偵は漫画の世界の奴だけどな……。

ブーブーブー!
ブーブーブー!

スマホのバイブが鳴っているようだ。

隼人「透か……」

画面には小島透(こじまとおる)という名前が映し出される。
透はオレの一番仲の良い親友。

そしてオレのトラウマの事を知っている数少ない人物でもある。

中〇時代は透の方が背が低かったけど、高校になった時点でオレの成長も止まってしまった事もあり追い越されてしまう。
今では見下ろされるくらいだ。
それがちょっと悔しかったりする。

隼人「はい、もしもし」
透「隼人、お疲れ」

透の優しい声が耳元に聞こえて少しほっとする。

隼人「うん……お疲れ」
透「大学初日どうだった?」
隼人「まあ、今日は入学式だけだったから何とも……ただ、人にじろじろ見られて超うざかった……」
透「あはは、そっか……まあ隼人の容姿じゃしょうがないよ」
隼人「うっせ、ってかそっちこそどうなの?」
透「うん、うちの大学は噂通りサークルとかに力入れてるみたいで、凄く面白そうだったよ」
隼人「ふ~ん……サークルどっか入るの?」
透「あはは……考え中」

オレ達は今日あった出来事やら今後の事とかをお互いに話し合う。

透「ってか隼人は大学やっていけそう?」
隼人「うん、多分ね」
透「そうだ、今度お互いの大学入学を祝ってどこか飲みにでもいこうよ?」
隼人「飲みにって……オレ達まだ未成年だろ? それにオレの容姿じゃ無理だ」
透「あはは……18歳って言っても信じてもらえそうもないよね」
隼人「まーな……てか18歳も未成年だしな」
隼人「お前もオレほどじゃないけどガキっぽい顔してるしな」
透「ええ? そうかな~?」
隼人「ああ、高校〇とか下手すりゃ中〇生にも見えるぞ」
透「あはは……中〇生はさすがにないと思うけどね……?」

人の事言えないけど、透も18歳には見えないくらい子供っぽい顔立ちをしている。
もしオレの成長が止まらなかったら絶対にオレの方が背が高くなっていたと思うし、オレよりも透の方がガキっぽく見えていただろう。

透「じゃあ、飲みに行くのはやめて、ガ〇トとかにしとこうか?」
隼人「ガ〇ト? まあいいけどさ……」
透「うん、じゃあ今度メールするから」
隼人「おっけー、じゃーな」
透「おやすみ」
隼人「おやすみ」


電話を切ったオレはお弁当を食べる。
料理はできない。
なぜなら包丁とか見ただけで身体が震えてしまうからだ。

包丁だけじゃない。
ナイフやハサミ等の刃物を目にしただけでも怖くて身体が震えてしまう。
だからオレの家にはそういう刃物類は置いていない。

だから一人ぐらしの今は、お弁当か外食になるわけだ。

隼人「ごちそうさま」

大好きな唐揚げ弁当を食べた後、カル〇スをぐいぐいと飲む。
カル〇スは凄く濃いめに作る。
オレのこだわりだ!

隼人「これだな~!」

叔母さんはケチだからいつもカル〇スを薄く作られる。
でも一人暮らしの今、自分でカル〇スを濃く作る事ができる喜びに浸る。

カル〇スを飲んだ後は、お風呂に入る。
脱衣所で服を脱いで、湯船に浸かる。

今日のバスクリンは柚子の香りだ。
さっそく服を脱いだ。

そして脱衣所の鏡で自分の身体を眺めるのが習慣となっていた。

隼人「やっぱ変わんないか……」

脇毛はおろか、すね毛やひげも生える気配はない。
チンコの毛もちょっとしか生えていない。
中2の頃と全く変わらない身体……。

1つだけ中2の頃と変わったのは剥けたチンコだけだ。

隼人「はぁ……」

今日も成長の兆しはないか……。

そう思いながらお風呂場の中に入って行く。

まず頭を洗ってから背中、腕、お腹、足の順に洗って行く。
そして最後に、チンコとお尻を洗う。

そしてお湯で身体についた泡流してお風呂に入る。

隼人「♪そんな事じゃこれーからー! 一人じゃやってけないよとー! わざとらしくおどけるきみ~!♪」
隼人「♪わらうまいと怒る僕に~! 何もこたえずに微笑んでー! 窓の外眺める~!きみーのよこがおが~! せーつなくてええ~っ!!♪」

そして某アニメの主題歌をお風呂の中で熱唱してからお風呂から上がる。
これもオレの小さい頃からの習慣だ。

お風呂から上がったオレはベットにダイブする。
しばらく漫画を読んでくつろいだ後、ノートパソコンを立ち上げる。

そして、習慣となっているエロサイトを訪問する。
無料動画って奴だ。

隼人「すげ~ これエロッ……!」

チンコは大きく勃ちあがっている。
オレはこんな見た目でも10代のやりたい盛りだ!
だから当然エロい事を考えたりもする。

隼人「はぁ…はぁ……」

チンコを出して妄想しながら扱く……。
オレの妄想する理想的な恋……。

隼人「はぁ…はぁ…」

ある時オレは魅力的で可愛い女子と出会って……
喧嘩したり、笑ったり泣いたりしながら絆を深めて……

隼人「んっ……」

そしていつしかオレとその女子は恋に落ちて……
それでデートとか重ねて……

ある時初めてのセックスを迎える……
お互い全裸になって、大好きな人の全てがさらけ出される。

始めて見る恋人の全裸に興奮してオレのチンコはそそり勃つ。
そんなオレを見て恋人は恥ずかしそうに優しく微笑む。

オレも甘い声を出して恋人の裸にむしゃぶりつく。

おっぱいを吸ったり、身体を抱きしめあったり、こすりつけあったりして……ぬくもりを確かめあって……
そしてお互いの恥ずかしい所を弄り合ったりして……

隼人「ああっ……」

そして自分の大きくしたチンコを大好きな恋人のマンコの中に入れる!
大好き同士の、愛する者同士の性器が結合する厭らしくも神聖な瞬間……。

隼人「いくよっ! 入れるよっ!」

空想の中の恋人とセックスする妄想をしながらオレはチンコを扱く。

隼人「くううっ!」

お互いの恥ずかしい部分を結合させてお互い快感で悶える憧れのシチュエーション。

隼人「んんっ!!ぅくっ!…っうぅ!」

チンコとまんこがピストン運動でくちゅくちゅと音を立てて……
お互いの恥ずかしい部分をさらけ出しあって……

隼人「はっ…くううっ!」

たまにキスとかして……
抱きしめあって……

隼人「んんんっ~~~っ」

身体をこすりつけあって……
お互いに卑猥な声を漏らしあって、気持ちいい事を感じあって……

隼人「んんっ!……くっ!」

そんなセックスしてみて~!

隼人「はああああっ!」

ピュルッ!
ピュルッ!

頭の飛びそうな快感と同時に精子が沢山飛び跳ねた。


*** 透視点

透「はぁ…はぁ…はぁ……」

扱く度に快感が溢れて来る。
幾多の男を虜にしたこの行為を僕も例外なく行う。

透「……っ……んんっ」
透(隼人っ!)

僕の親友の姿を思い浮かべ僕は精液を放出させた。

透「はぁ…はぁ…」


もう何回目だろう?
親友を想像してこういう行為をしたのは?

いつからだろう?
親友に特別な気持ちを持つようになったのは?

鏡を見る。
僕は中2の時から比べ、背も伸び声も低くなった。

隼人は僕の事を童顔だっていうけど……でも着実に僕の容姿は大人に向かっている。
たまに僕は隼人と顔を合わせることに、少し躊躇いを覚えるようになっているのも事実だ。

僕は大人に変わって行くのに、隼人は全く変わらない。
隼人は中2のあの頃の姿のまま……。


僕と隼人は子供の頃から今までずっと一緒だった。
何をするにも二人一緒で、なんだかんだいいつつも自他ともに認める親友。

平日は勿論、休みの日に至っても一緒に遊んだり、勉強したりと何をするにもいつも隣には隼人がいた。
隼人は比較的社交的で無邪気で少し大ざっぱな明るい性格で、一方僕は内気で真面目な性格だから周りからは凸凹コンビってよく言われていた。

でも中学に上がる前はそんなに隼人とは仲良くはなかった。

元々僕の親と隼人の親が仲良かった関係で隼人の事は知っていた。

でも内気な僕と明るい性格の隼人……

性格が全く正反対で、僕が心を閉ざしてしまっていたからそれほど仲良くなる事はなかった。


でも中学に入って隼人と一緒のクラスになった事から僕達は仲良くなった。

仲良くなったきっかけは些細な事だった。
中学生活に慣れて来たある日、教室で本を読んでいたら、隼人から声をかけてくれた。

隼人「あれ、小島、何読んでるの?」
透「え、えっと……」

僕はきょどってしまった。
人と話す事は苦手だったから。

隼人「おおっ! これ『思春期ショタ家族』じゃん! 面白いよな!」
透「う、うん……えっと富永君知ってるの?」
隼人「おう! 勿論!」

隼人は笑顔を浮かべた。
その笑顔が内気な僕にとってとても眩しく感じた。

隼人「小島って本好きなんだ?」
透「う、うん……げ、ゲームとかも好きだけど……」
隼人「へ~! オレもゲーム超好きだぜ!」
透「そ、そうなんだ……」
隼人「なあ、ロケットモンスターとかやってる?」
透「う、うん……やってるけど……」
隼人「じゃあさ、今度一緒に対戦しようぜ!」
透「え……?」
隼人「いいだろ? やろうって!」
透「う、うん……」
隼人「よしっ! じゃあ今日ヒマ?」
透「う、うん……だ、大丈夫だけど……」

たどたどしい口調で答える僕にぐいぐいと突っ込んで来る隼人に少し戸惑った。
でも初めて誘われて内心嬉しくもあった。

その日の放課後隼人と一緒に僕の家でロケモンをやった。


****


それからことあるごとに隼人は一人ぼっちの僕と仲良くしてくれた。
そして中2になる頃には頻繁に二人で遊ぶ事も増えていった。

でもそれが不思議にも感じた。
僕みたいなつまんない奴となんでこんなに仲良くしてくれるんだろう?
隼人は他に沢山友達がいるのに……。

透「はぁ……」

そんな事考えながら教室のドアを開けて机に座る。
すると、すぐに隼人が気づいて僕の席に駆け寄る。

隼人「透、おはっ!」
透「う、うん……おはよ」
隼人「なあ、みんなで日曜日カラオケ行くんだけど透も一緒に行かないか?」
透「えっ……?」

僕は戸惑った。
みんなって事は隼人だけじゃなくて、隼人の友達も一緒って事だよね?

しかもカラオケって……
僕行った事ないよ……。

隼人「いやか……?」
透「い、いやじゃないけど……」

僕はついそう言ってしまった。

隼人「そっか! じゃあ透も行こうぜ、詳しくは後でメールすっから!」
透「う、うん……」


****

日曜日。
狭い個室の中数人で、盛り上がる中、僕は一人ぽつんと座っていた。
そう今日は隼人と隼人の友達数人でカラオケに来ていた。

同級生1「♪ あいはばーぺーん! あいはばあっぽー!♪」

みんなが盛り上がる中僕は打ち解ける事もできずにいた。
僕の存在はすごく不釣り合いだ。

やっぱり隼人に誘われたからって来るんじゃなかった。

隼人「おい、透どうした?」
透「えっ? い、いや……」
隼人「気分でも悪いのか?」
透「あはは……だ、大丈夫だよ……」
隼人「そっか? 透まだ一曲も歌ってないだろ? 何か歌えよ?」
透「い、いや……僕はいいよ……」

みんなの前で歌う勇気なんてないよ。
それにあまり仲の良くない僕が歌ったら浮いちゃうに違いない。

同級生1「おい、透、この曲一緒に歌おうぜ!」
隼人「お、おう……」

隼人はマイクを渡され、友達とドゥエットをする。
僕だけが取り残されているようだ。

なんか耐えられない。

隼人が歌い終わった矢先僕は荷物を持つ。

透「隼人、ごめん、用事思い出したから帰るね」
隼人「え……?」
隼人「お、おいっ! 透っ!」

僕はそそくさとカラオケルームから出て行った。



*****

次の日の学校。
僕は少し憂鬱だった。

透「はぁ……」

二年二組の教室のドアを開ける。
すると、隼人がすぐ僕を見つけて近寄ってきた。

隼人「透……おはよ……」
透「うん、おはよ……昨日はごめんね……? 先に帰っちゃって……」
隼人「いや、いいって……オレがお前誘ったのにずっとほったらかしにしてたせいで……」
隼人「……その、ごめんな?」
透「ううん……隼人は悪くないよ……」
透「それに僕もカラオケって初めてだったからいい体験できたし……」
隼人「そっか……」

こんな事があっても隼人はいつも通り仲良くしてくれた。

隼人「そうだ! 今度二人で映画にでも行こうぜ?」
隼人「オレ、『ニャンピース』とか観たいんだよな~」
透「うん、僕もそれ観たいって思ってたんだ」
隼人「のんびりとポップコーンでも食いながらさ」
透「いいね……僕ポップコーンはキャラメル味がいいな~」
隼人「じゃあ、オレは塩味頼むから一緒に取りかえっこしながら食おうぜ!」
透「うん!」

隼人のこういう気遣いが嬉しかった。
僕の心の中が温かさで満たしてくれた。

隼人「じゃあ、今度の日曜はヒマ?」
透「うん、大丈夫」
隼人「よし、それじゃ今度の日曜映画な……?」
透「うん! 楽しみにしてる」
隼人「じゃあ……時間は……」

同級生1「おーい、隼人!」
隼人「なんだよ? 急に話に割り込んでくんなって……」
同級生1「悪いな、ちょっと来いよ!」
隼人「ったく……しょうがねーな……」
隼人「透、悪いまたな?」

透「う、うん……」

隼人は他のクラスメートの席に行ってしまう。
あれは隼人の友達だ。

隼人は僕に対して凄く優しい。
よく僕の事を気遣ってくれる。

それは嬉しい。
でも……

友達と話している隼人を横目で見る。
なんか、隼人の友達と一緒にいる時の隼人と僕と一緒にいる時の隼人が何か違う。

同級生1「オレの編み出した渾身のギャグがあるんだ!」
同級生2「またかよ!」
同級生1「安心してください! 生えてますからっ!」

隼人「ははは! バーカ!」

隼人は楽しそうに笑顔を浮かべる。
友達には平気でバカとか笑顔で言いあったり、じゃれたりして凄く楽しそう。
友達と凄く仲がいいんだなって思う。

僕なんかといるより他の人といる方が楽しそうにしている。

透「……」

やっぱり、僕の親と隼人の親が仲が良いから仕方なくとか……

友達がいなくてかわいそうだからとか……

クラスで浮いちゃうからとか……

そんな理由で僕に優しかったりするのかな?


透(そんな事あるわけないよね……?)

少しでもそんな事を思ってしまった僕に嫌悪感を感じる。

****

日曜日……。
あれから悶々とした感情を持ち続けたまま映画館に座る。

隼人「透、ポップコーン食うか?」
透「う、うん……」
隼人「……?」

せっかくの『ニャンピース』の内容も頭に入って来なかった。

隼人「いや~! 面白かったな」
透「うん……そうだね……」
隼人「そうだ、公園で一服していこうぜ」
透「一服って……」
隼人「オレトイレ行ってから行くからベンチで待ってて」
透「う、うん……」

公園のベンチに適当に座る。

透「……」

なんで隼人は僕にそんなに優しくしてくれるんだろう?
映画だって僕と行くより友達と行った方が楽しかっただろうに……。

この前から思っている事が頭に過る。

その時、冷たい感触が頬に伝わった。

透「しゃっ!」
隼人「へへっ! ほらカル〇スソーダ……好きだろ?」
透「う、うん……有難う……」

隼人は隣に座ってジュースのプルタブを開ける。

隼人「ふ~! やっぱカル〇スソーダだよな~」
透「あはは……」

しばらく一緒にジュースを飲む。

隼人「なあ、どうした?」

隼人は唐突にそう言う。

透「え……?」
隼人「いや、今週なんかお前元気なかったからさ……時々辛そうな顔してるって言うか……」
隼人「それに、今さっきベンチで座って時だって……辛そうな顔してた」
透「そ、そんな事ないよ……」
隼人「嘘吐くなって……」
透「う、嘘なんてついてないよ……」
隼人「それが嘘だろ……」
隼人「ったく……いつも言ってるだろ? なんかあったら、一人で抱え込まずに相談しろって……」
隼人「できるだけお前の力になるし……それにお前のそんな辛そうな顔見てるとこっちも辛くなるっていうか……」

透「……」

隼人「オレにも話しにくい事なのか?」

隼人はなにかあるといつも気遣ってくれる。
隠していた自分の感情をいつも隼人は察してくれた。

なんでそんなに隼人は僕に優しくしてくれるんだろう?

透「どうして……?」
透「どうして、隼人はそんなに僕に優しくしてくれるの?」

隼人「どうしてって……そんなの当たり前だろ?」
隼人「オレ達友達なんだし」

その言葉が火種だった。
僕の気持ちが次々と言葉となってあふれ出す。

透「本当にそう思ってるの……っ!? 僕にはそんな風に思えないよっ!」

隼人「なっ! ……と、透……?」

透「本当は隼人は僕の親同士仲が良いから仕方なく僕と仲良くしてるんでしょ?」
透「そうじゃなきゃ、僕と仲良くするはずないもんね!」

隼人「お、お前何言ってんだよ……そんな事……」

透「ないって言いきれるの? 隼人は他の友達と一緒にいる時と僕と一緒にいる時全然違うもんね!」
透「僕といるよりも、他の友達と一緒にいる方が楽しそうじゃんか!」

気づけばそんな事を叫んでいた。
頭の中が混乱していた。

隼人「と、透……」

隼人は唖然とした顔で僕を見ていた。
その視線に耐えられず僕は駆けだした。

隼人「お、おいっ! 透っ!」

隼人の声を背に走った。
ダメだ……。
頭の中がぐちゃぐちゃだ。

透「はぁ…はぁ……」

人気のない河原で息を切らす。

僕、隼人にひどい事言っちゃった……。
最低だよ僕……。

どうして僕はあんな事行っちゃったんだろう……?

隼人「透っ!」

突然よく知る人物の声が響いた。

透「は、はやと……」

まさか、僕を追って来てくれたの?

隼人「はぁ…はぁ……」

隼人は息を切らせている。

隼人「……お前意外に足早いよな」
透「ご、ごめん……」
隼人「……いいよ……とにかくあそこに座ろうぜ」
透「う、うん……」

気づけば辺りは薄暗くなっていた。

隼人「……」
透「……」

しばらく僕達は無言になる。
そして、ただただ暗くなっていく景色を見ていた。

透「その……隼人……ごめん……僕、酷い事言っちゃったよね……?」
隼人「いや……」

隼人は空を何気なく見上げる。

隼人「……正直図星だったから……」

透「やっぱり、そっか……あはは……」

少し胸が締め付けられる。

隼人「今だから言えるけどさ、お前と仲良くしたのは透の言う通りだったんだ……」
隼人「オレの親とお前の親が友達で、中学に上がりたての時に、お前の親がオレの親に会いに来たんだ」

透「そうだったんだ……」

隼人「ああ、そん時透がいつもひとりぼっちだから仲良くしてやってくれって頼まれたんだ……」
隼人「お前の親、すげー心配してたぞ……」

透「……」

隼人「えっと、どう言ったらいいんかな~?」

隼人はぽりぽりとほっぺをかいた。

隼人「何て言うか、お前の親に頼まれたからお前と仲良くしていたのは事実……」

隼人「お前は最初はおどおどしていてさ……でも話したり遊んだりしていく内に、少しずつ打ち解けてくれて嬉しかった」
隼人「それで、たまに笑顔を見せてくれるようになってさ……」
隼人「その笑顔が凄くいい顔してるなって思って……それでその笑顔をもっと見たいなって思うようになったんだ」

隼人は優しい笑顔を見せて、僕のほっぺをつんとつつく。

透「……隼人……」

僕の顔が火照るのを感じる。

隼人「大体お前は視野が狭いんだよ、くだらない事で悩んでさ……もっと広い目で見た方が人生楽しいと思うぜ……」
透「そんな事言ったって……僕じゃ無理だよ……」

隼人「大丈夫だって、オレも一緒だし……なにかあったらお前の手を引いてやるから……」

透「隼人……」

隼人「とにかく、今はお前が一番の親友だって思ってる……」

満面の笑顔で隼人は言った。
その笑顔はすごく綺麗でこの先ずっと忘れないだろう。

透「で、でも僕といるより、他の友達といた方が隼人は楽しそうにしてるし……」

隼人「ったく……お前まだそんな事言うのか?」
隼人「う~ん……何て言うか……あいつらは馬鹿話とかふざけあったりする事はできるけど……お前みたいにこういう真面目な話とかできないし……」

隼人「それにお前ああいう馴れあいは苦手だろ?」

透「……う、うん……」

そこまで考えてくれていたんだ。
それなのに僕は勝手に勘違いして……
僕はまだまだ子供だな。

隼人「誤解させてごめんな」

優しく笑うその表情が少し大人びて見えた。
僕がなんか勝手に拗ねていたみたいで少し恥ずかしい。

透「ううん……こっちこそ……ごめん……」

透「僕、隼人みたいに大人じゃないからさ……ちょっとやきもち妬いちゃったみたい」
隼人「はは……いいって、気にすんな」
透「うん、有難う……」
隼人「それにオレそんな大人じゃないぜ、お前と同じ子供……でも子供だからこそ色んな世界をお前の手と一緒に見たいって思ってる」
透「そんな風に思えるなんて、やっぱり隼人は大人だと思うよ……」
隼人「はは……んな事ないって……大人になる時は透も一緒だよ……一緒に大人になろうぜ」
透「……でも置いて行かれそう……」
隼人「そんな事しないって……その時はオレがお前の手を引いてやるよ」
透「うん!」

僕達は笑いあった。

思えばその日からだった。
僕が隼人に特別な感情を抱き始めたのは……。



****



透「う~ん……」

いつの間にか眠っていたようだった。
昔の夢を見ていた。

僕のかけがえのない大切な過去の夢。


―――大人になる時は透も一緒だよ
―――一緒に大人になろうぜ

あの時隼人に言われた言葉は鮮明に覚えている。
あの時の隼人は本当に僕よりずっと大人に見えた。

僕の手をいつも引いてくれた隼人。

でも僕達は一緒に大人になる事はできなかった。







*** 隼人視点


隼人「どうしてこうなったんだろうな……」

病院の待合室でため息を吐く。
大学に通い始めてはや二か月。

周りからは奇怪の目で見られる。
興味本位でオレに絡んで来る奴もいてうざいったらありゃしない。

時には、
――ぼく~! ここは小学生が来るところじゃないよ~

とか言われてからわれる事もある。

まあそうゆう事があるのは覚悟してたけど……。

看護師「富永隼人さん」

病院の待合室から看護師さんの呼ぶ声が聞こえる。
月に一回オレは精神安定剤とカウンセリングを受ける為に心療内科に通っている。

医師「やあ、隼人君……最近どうだい?」
隼人「まあ、変わんないっす」
医師「そうか……いつもの薬出しとく?」
隼人「はい、お願いします」

もう四年になるのか?
あの事件から……。

忘れもしない。
11月7日……。

その日はオレの誕生日の前日だった。


事件が起こる数時間前は透の家で遊んでいた。

隼人「よし、またオレの勝ちな」
透「うう……隼人強いよ~」
隼人「はは、透ももう少しタイプの相性を考えて戦えば強くなれるぜ」
透「うん……隼人もう一回勝負!」
隼人「おう、いいぜ」

その日は一日中、透の家で色んな話をしながらゲームやアニメ鑑賞に明け暮れていた。

透「そういえば隼人明日誕生日だっけ?」
隼人「ああ、そういえばそうだな」
透「えへへ…‥明日隼人にプレゼントあげるね」
隼人「え、いいのか? 別に気使わなくていいんだぞ」
透「ううん……気なんか使ってないよ、僕が隼人にあげたいんだ」

透はあどけない笑顔で言った。

隼人「そっか、じゃあ楽しみにしてる」

それから透とロケモンに明け暮れた。

隼人「……じゃあオレ帰るな」
透「うん、また明日……」

透は玄関まで見送ってくれた。
透に手を振って、オレは家に向かう。。


隼人「ただいま……」

家の中は静まり帰っていた……。

隼人「あれ……?」

家の中に入ると部屋が散らかっている。
服とか、家具とか……

隼人「なんだよ……これ?」

台所にさしかかる。

隼人「え……?」

床に誰か倒れてる……?
あれは―――。

心臓がどくどくと早くなってくる。
焦点がぶれて、視界が定まらない。

オレ、今なにを見ているんだ?

床に倒れているのが誰なのか分かっても、理解できるようになるには、時間が必要だった。

隼人「こ、こより……?」

目の前に倒れているのは、オレの妹のこよりだった。

隼人「……っ」

そして更に奥には母さんが血だらけで倒れていた。

隼人「な、なんで……」
母さん「うう‥…は、はやと」
隼人「か、かあさんっ! ど、どうしたんだよっ!」
母さん「に、逃げなさいっ」
隼人「え……?」
母さん「早く……っ……」

そう言って母さんは倒れる。

隼人「かあさん……? かあさん!」
隼人「う、うそだ……」

何が何だかわからない……。

ギッ!
その時、物音が聞こえた。

隼人「……っ!?」

物音がした方に視線を送ると仮面をかぶった男が包丁を持って立っていた。
包丁からは赤い滴がぼたぼたと落ちている。

ご、強盗……?
な、なんでうちに……?

強盗「……」
隼人「……」


隼人「だ、だれだよっ! おまえ……?」
隼人「お前がこんな事したのかよっ!」

がちゃーん!
強盗は包丁を向けてオレの方に近づいて襲って来る。

隼人「うわっ!」

オレは避ける。
なんとかしないと……

でも子供なオレが大人に勝てるわけがない。

でもやらなちゃ!

近くにあった椅子を持つ。

そして……

隼人「うわああああああああああああっ!」

オレは強盗に向かって突っ込んで行った……




****


そこから先は覚えていない……。
次に目覚めた時は病室のベットにいた。

そして、母さんと妹は亡くなったと看護師さんから聞かされた。
怪我は右腕に切り傷があったけど、命に別状はなく、2、3日で退院出来るそうだ。

カレンダーを見ると11月8日……。
オレの誕生日。

隼人「最悪の誕生日だ……」

オレは抜け殻の様になった。
現実を受け止めるのに時間がかかった。

昨日まで本当に楽しい生活を送っていたのに……。
何でこんな事が起るんだよ……。

隼人「……母さん……こより……」

大切な家族はもういない……。
ようやく事実として実感が湧いて来る。

そして、あの血だらけの光景が再生される。

隼人「……!?」
隼人「うっ…うわあああああああっ!!」

オレは発狂した。

隼人「ああああああああああああああああっ!」

オレは病室で暴れるとすぐにナースや医者が駆け付けた。

ナース「大丈夫?」
ナース2「大丈夫だからねっ!」

隼人「うわああっ! あああああああああああっ!」

オレはわけわからず泣き叫ぶ。
医者たちはオレを抑えつける。

ナース「早く安定剤を!」
医者「はい……」

注射を打たれたオレは再び深い眠りについた。


強盗はあの後逮捕された。
その犯人はオレの父親だった。

母さんとよりを戻そうと必死だったが拒否された恨みによる犯行らしい。
それでオレ達家族と心中するつもりだったらしいが、何でオレだけは殺されなかったのか今となってはオレにもわからない。

それからのオレは精神的におかしくなった。
ハサミや刃物をみると身体が震えるようになった。

そんなオレを見かねて、透と透のおばさんがオレを引き取ってくれた。
当初は親戚が引き取ってくれる予定だったけど、透のおばさんが親友の透と一緒に住んだ方がオレの心のケアになるんじゃないかって言ってくれた。

その間、透や透の家族には凄く迷惑をかけたと思う。
だから透達には頭が上がらない。


***

病院を出たオレは電車のホームに向かった。
これから大学に行かないといけない。

隼人「はぁ、かったりーな」

スマホを取り出し、透にラインを送る。

隼人『病院行って来た、これから大学行く、かったりー』

目をつぶろうとした矢先、ピコンとスマホが鳴った。

隼人(返信、はやっ……)

そういや透も今日は3限からって言ってたよな……。

透『頑張ってね(^^)』
隼人『サンキュー』
透『そうだ、今日ガ〇トで一緒にご飯食べに行こうよ』

そういえば、この前約束してたよな。

隼人『いいよ、透のおごりな( ̄▽ ̄)』
隼人『照りたるバーグ!( ̄▽ ̄)』
透『え~(>_<)』
透『前もおごってあげたじゃんか~次は隼人がおごってよ~ 僕ばっかりがおごるのは不公平でしょ<(`^´)>』
透「そう言う事で今日は隼人のおごりね」
隼人『ごめん、割り勘で……』
透「しょうがないな~」
透『じゃあ、大学終わったら連絡するね』

その文が送られてきた後、キャラクターニャンタローのラインスタンプが貼られていた。
だからオレも了解って送った後、キャラクターワンタローのラインスタンプを貼ってやった。

そんなやり取りをしていたらいつの間にか大学の最寄り駅に着いた。

隼人(歩くのめんどくさー)

そんな事思いながら、大学に向かって歩いて行く。
人通りの少ない道に差し掛かった時だ……

???「へへへへへ~」
???「噂のとみながくんだ~」

隼人「え……?」

怪しい男、数人にオレは囲まれる。
同じ大学の奴だよな?
オレが大学内を歩いているとよくこいつらに見られていたからわかる。

???「とみながくんさ~ これから遊びに行こうよ~」
隼人「……」

なんか嫌な感じがする。
こいつらの悪意が全身に伝わってくる。

隼人「これから講義があるんで……」

???「いいから、いいから」

男達は無理やりオレの腕を引っ張る。

隼人「んっ……んだよっ! やめろよっ」

???「意外に強気な子なんだね~」

そいつはニヤッと笑う。
気持ち悪い。

???「ここじゃなくて、もっと静かな所に行こうよっ」
隼人「いっ、いやだっ!」
???「いいから来いって言ってんだろ~」
隼人「やっ、やめろっ!」

数人に捕らえられたオレは無理やり車に乗せられる。

隼人「ふざけんなよっ! こんな事していいと思ってんのかっ!」
???「きゃ~! 怒ってる~ かわいい~」
隼人「いいからおろせっ!」

車内でオレは抑えられながらも可能な限り暴れる。

???「いってーなこのやろ~!」
隼人「おろせっ! 警察呼ぶぞっ!」
???「あばれんじゃねー!」
???「おとなしくしろよっ……殺しちやうよ^」

その時、オレの目の前にナイフがつきだされる。

隼人「……っ!?」

オレはそのナイフを見た瞬間、恐怖で身体が震えてくる。
強盗に襲われた時の光景がフラッシュバックする。

くそっ!
震えるなよっ!

止まれよっ!


????「震えちゃってるよ~ かわいい~」
????「こいつ本当にオレ達と同じ18かよ~」
????「どう見たって中〇生か小〇生にしか見えねーよな~」

心臓がばくばく言う。
つれていかれた所は、使っていない倉庫見たいな所だった。

くそっ!
身体が震えて声が出ない。

隼人「……っ」

身体からは脂汗が出て来る。
泣きそう……。

????「さあ、ここならだれも来ないよ……」
????「ってこいつ、声が出ないみたいだよ~さっきの威勢のよさはどうしちゃったのかな~」
????「まあまあ、たのしも~ぜ!」

隼人「…あ……っ……ああ……」

ズボンを乱暴に脱がされる。

???「こいつ、ちんげは生えてんのかな~?」
???「たのちみ~」
???「可愛いボクサーでちゅね~」

こいつら最低だ。
両脇を羽交い締めされ、もう一人がオレのボクサーを降ろそうとする。

くそっ!
声が出せないっ!
逃げたり声を上げたり、「普通の状態なら」できたのにっ!

身体が震える。
怖い……。

???「とみながくんのちんちん御開帳~」

隼人(っ……くそそおおっ!!)

こんな最低な連中にこんな屈辱的な事されるなんて!

???「おおおおっ!」

男達は歓声をあげる。

???「はぁはぁ……すごい~ とみなが君、可愛い顔してちゃっかり、剥けてんじゃん」
???「家でいっぱいオナニーばっかしてるんでしょ~」
???「毛もちょっと生えてるんだ~」
???「中〇生の時から成長していないんだもんね~ 」
???「二次成長の途中で成長が止まっちゃったんだね~」
????「萌える~」

オレに対する屈辱的な言葉が並べられる。

羞恥、怒り、悔しさ、絶望…
…いろんな感情が、胸の中に嵐のように吹き乱れ、荒れ狂った。

???「さーて、僕のちんちんおなめっ!」
???「ずるーい、オレが感じさせてやるんだよ~」

隼人「っ…あぐっ…‥」

無理やりこいつらの汚い性器を口に入れられる。
最悪だ。
臭い!
なんだよっ……このイカ臭いにおいはっ!

隼人「ぐすっ…うぅ……ぐすっ」

涙が次から次へと溢れて来る。
それと同時に吐き気がする。

???「感動のあまり泣いちゃったよ~ そんなにちんちん美味しんだ~」
???「ちゃんとおなめっ!」
???「とみちゃんの泣いた顔かわいい~」

ふざけやがって!
こいつらどうかしている。

気持ち悪いチンコをオレの口に無理やり入れて気持ち悪い顔で喘いでやがる。
苦しんで泣いてるオレをみて、薄気味悪く笑ってやがる。

???「よーし! おまちかね~富永君のアナルを犯しましょう~!」

隼人「……っ!?」

……い、イヤだ…!
‥…こんな変態連中に犯されるのだけは……絶対に嫌だッ……!!

お互いが同意してるならともかく、男が男に犯されるなんて……!
しかも一方的に、無理やり男に犯されるだなんて……!

……こいつら本当に狂ってる……!

…しかしどんなに頭の中でそう叫ぼうと、オレが嫌がろと、こいつらは止めてくれない。


お尻の中に指を乱暴に入れられる。

隼人「…ぁ……くっ…。」

その感触に、恐怖と嫌悪感そして不快感が身体中を襲った。

……くそっ! オレがこんな事されるなんて……

???「もういいよね~」

―――そして、乱暴にそいつは自分のチンコをオレのお尻につっこんだ。
その瞬間、激痛が走る。

隼人「うああああっ、痛いっ!痛いよおおっ」
隼人「ひっく…ひっく……」

痛くて、苦しくて、切なくて、屈辱的で、怖くて……
オレは情けなくもずっと泣きじゃくっていた。

???「おおっ! 隼人君~ ちんちん勃ってきたじゃん~ 案外感じてるんじゃないの~?」


こいつらには何回も犯され、汚い精子も沢山かけられた。
オレがどんなに泣きじゃくっても、止めてくれなかった。
いや、オレが泣けば泣くほどそいつらは更に興奮したように行為は激しくなった。



****

隼人「うう……」

気が付くと辺りは暗くなっていた。
気を失っていたみたいだ。

隼人「いてて……」

全裸のまま見知らぬ倉庫で気を失っていたようだ。

隼人(……さいあくだ)

あの連中の姿はもう帰ったようだ。

隼人「くそおおっ!」
隼人「…っく…ひっく……」

涙が再び溢れた。
お尻が凄く痛い。
床には血がこびりついていた。

身体中はあいつらの精子でベトベトだ。
凄く気持ち悪い。

自分の服を手に取る。
異臭がする。
あいつらの精液の匂いだ。

でも着る物がないから仕方なく着る。
裸で帰るわけにも行かないから。

精子の匂いが服から漂う。
気持ち悪い。
早く風呂に入りたい。

早く家に帰らないと。
でもこんなんじゃ、電車にも乗れない。

隼人(どうしよう……)

駅前で途方に暮れる。
何時に家着くかな……?

ぷるぷるぷる……♪

隼人「……?」

そんな時スマホの着信音がなった。
ディスプレイを見ると透の名前が表示されていた。
そうだった、今日ガ〇トに行く約束をしていたんだった。

電話にオレは出た。

隼人「……はい……」
透「もしもし、隼人?」

透の優しい声がオレの耳元に響く。

隼人「ぐすっ…うぅ……」

その声に安心したオレはいっぱい泣いたはずなのに、涙が溢れて来た。

透「は、はやと……ど、どうしたの?」
隼人「ううう……うぅ……うう……」

涙が溢れてきて、言葉が出ない。
情けない。
どうしてこうなっちゃったんだ。

隼人「うう…うううっ」

思うように言葉が出て来ない。
ただ辛くて、切なくて……言葉を発する事ができない。

透「なんかあったの? 今どこっ?」

透はそんなオレに慌てた様子で言ってくるけど、それでも何も言えなかった。

『おんみや~ おんみや~』

そんなアナウンスが背後から聞こえる。

透「音宮駅だね? そこ動かないで、すぐ行くからっ」

そう言って透は電話を切った。
オレは座り込んだ。





**** 透視点


急いで音宮駅に向かう。
隼人があんなに泣きじゃくるなんて……。

あの日以来だ。
嫌な予感がする。

午前中にラインを送った時は元気そうだったのに……。
何があったんだろう?

音宮駅に着いた僕は急いで改札口に向かう。
隼人どこだろう?

隼人の大学は西口方面だったっけ?

僕は西口の方に駆けていった。
西口と言っても広いんだよな……。

隼人にもう一度電話しないと。

透「……」

さっきの事を思い出す。
今ももしかしたら、泣きじゃくっていてしゃべれないかもしれない。

僕はラインを打った。

透『今どこ?』

西口をうろうろしながら返信を待った。

ぷぷぷ……♪

透(返信来た……)

僕は急いでスマホをチェックする。

隼人『宇宙劇場の周辺』

宇宙劇場……。
僕は急いでそこに向かった。

****

いたっ!
宇宙劇場の庭の周辺に隼人はぽつんと一人座っていた。

透「はやとっ!」
隼人「!?」

僕が呼びかけると隼人はびくっと身体を震わせた。

透「……」

僕は隼人のボロボロの姿をみて唖然とした。
そして、つんとした匂いがした。

精子の匂いだ。

これって……
何があったのか明白だった。

隼人犯されたんだ……

透「隼人……」
隼人「……」

隼人の目は真っ赤に腫れていた。

透「隼人……大丈夫……?」
隼人「ああ、ごめん……」

僕は何言ってるんだ……
大丈夫なはずがない。

透「許せない……誰がこんな事をっ」
透「とにかく警察にいかないと」
隼人「いやだっ!」
透「えっ……?」
隼人「警察はいい……」
透「で、でも……」
隼人「警察に言ったら、この事周りに知られるだろ……」
隼人「こんな事知られたら……惨めだ……誰にも知られたくない……」
透「隼人……」

やるせない思いが込み上げて来る。
怒りでどうかしそうだ。

透「……」
隼人「とおる……?」
透「……あっ」

隼人は僕の方を見て少し怯えているようだった。

隼人「その、ごめん……」
透「ううん……隼人は悪くないよ……」

隼人を安心してもらいたくて僕はそう言って笑いかけた。

透「今日こんなんじゃ、家に帰れないでしょ? 僕の家の方がここからは近いから寄っていきなよ」
隼人「いいよ……迷惑だろ……それにオレはもう一人暮らしだし……」
透「迷惑なんかじゃないよ……ただ、今日一人にさせるのは心配だから……」
隼人「……ありがと……じゃあ、寄ってく……」

隼人は力なくそう言って頷いた。

透「うん……」

隼人のその小さなその身体にどれだけ辛い事をされたんだろうと思うと胸が締め付けられた。


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[ 2017年04月12日 18:15 ] カテゴリ:自作ショタ小説 | TB(0) | CM(0)
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