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帰って来たショタしょたショータ(#^.^#)!

思春期ショタ、思春期少年の二次元ショタ作品のレビューとショタ小説を扱ってます!
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最後は笑顔で ~後半~

【校門の前】

風太「でかいねー」
直「でかいなー」

中○を卒業した、三月末の春休み。
僕達は大きな学校の校門の前にいた。

普通の学校よりも大きな校門、普通の学校よりも広い敷地に僕たちは唖然としていた。




僕、高木風太(たかぎふうた)と親友の一ノ瀬直(いちのせなお)はこれからこの学校に入学する事になる。
早速校門をくぐって、校舎の中を進み寮へと向かって歩く。

【寮の前】

直「寮もでかっ!」
風太「うん、だね…」

【寮のロビー】

寮の入口は自動ドアになっていて、豪華な7階建てのとても綺麗な建物。
中に入って受付のおじさんに部屋の説明を聞いた後、僕達はエレベーターを使わずに階段を上る。

直「なあ、オレ達って何号室だっけ?」
風太「203号室だよ」

ここの寮の構造は1階が食堂と受付とお風呂場で、2階から上が学生の部屋になっている。



【寮の部屋】


寮の中に入ると僕達の荷物がごっそりと届いていた。

直「おっ、ちゃんとオレの荷物届いてるじゃん!」
風太「僕のも届いてる~」

早速僕達は届いた荷物の整理に取りかかる。
服をタンスの中に入れたり、机に参考書やノート、筆記用具を入れたりする。

風太(今日からここで暮らす事になるんだ~)

親と離れて寮生活に正直不安があったけど、親友の直が一緒だから心強い。
直は服をしまうよりも先にゲームが入った箱を取り出している。

直「プレ○テ4もあるー! へへ、後で一緒にやろーぜ!」
風太「うん」

はしゃいでいる直を見ると僕もこれからの寮生活が楽しみになる。
中○生の時はクラスが別々だったし、部活動も別々で一緒にいる時間は少なかった。
でもこれからの寮生活は直とずっと一緒だと思うとすごく嬉しい。

風太「直」
直「ん?」
風太「これから三年間宜しくね」
直「おう、こっちこそ、宜しくなっ!」

直はにっこりとあどけない表情で笑った。
見慣れたそのあどけない表情に僕は心があったかくなった。



****

【夕方の寮の部屋】

片づけをしているとあっという間に夕方になっていた。

風太「もう夕方だね」
直「だな、メシ行こうぜ」
風太「うん、下でご飯食べれるんだよね?」
直「ああ、らしいな」



【学食】

学食に行くと僕達と同じ学生達で賑わっていた。

直「結構人いるんだな」
風太「そうだね……」

食堂のおばちゃんに夕ご飯をもらって適当な席を見つけて座る。

風太「今日は麻婆豆腐だね」
直「おうよ! マーボー最高だよな!」
風太「そうだね」

麻婆豆腐はとても美味しかった。
大きめのお豆腐に、いい感じのひき肉。

直「まいう~だよな~!」
風太「そうだね」

引き立った辛さに、いいお米を使っているだろう美味しいご飯。
直もこの通り大満足だった。


【部屋】

直「フウ、風呂行こうぜ」
風太「うん」

部屋で少しのんびりした後、僕達はお風呂に向かった。
お風呂は夜の七時から九時までの間に自由に入っていいらしい。


直「へへへ~! ここの風呂めっちゃでかいらしいぜ~!」
風太「そうみたいだね」

直は子供のようにはしゃぐ。


一階に降りて大きな脱衣所の中に入る。

【脱衣所】

直「うお~! スーパー銭湯見て~!」

他にも着替えている生徒が複数いる中、直一人、やたらとテンションが高くて悪目立ちする。

風太「直、はしゃぎすぎ……」

僕は服を脱いで、恥ずかしいから腰巻きタオルを巻いて下着を降ろす。

でも直は豪快に一気に全部服を脱ぎ捨てた。
性器も堂々と晒す。

久しぶりに見る直の性器はその幼い顔に似合わず、大きめで、毛ももっさもさだ。
少しどきっとして変な気持ちになる。

直「フウ~、何隠してんだよ~」

そう言って直は意地悪な顔で微笑む。

風太「隠すでしょ……普通……」
直「へへへ~」
風太「なにわらってんの!」
直「とりゃっ!」

いきなり直は僕の巻いていた腰巻きタオルを取る。

風太「うわああっ……!?」
直「へへ、いいじゃんいいじゃん!」
直「……って……お前……!?」
風太「な、なんだよぉ……」

僕は両手で自分の性器を隠しながら直の顔を見る。

直「意外に……凄いの持ってんだな……毛も結構生えてるし……」
風太「!?」

途端に僕の顔が熱くなる。

風太「なおのばかっ!」

僕は直を置いてすたすたとお風呂場に入っていった。


【お風呂】

お風呂場には生徒達(上級生が多いのかな……?)がまばらにいた。
お風呂になれているからか、ほとんどの生徒は性器を隠していないようだった。

直「なあなあ……機嫌直せって……」
風太「うるさいなっ」

僕はふてくされながら身体を洗う。
直は困ったような顔で少し笑いながら、僕の隣で身体を洗い始める。

直「まあ、フウも男になったって事だな!」

直はうんうんと父さんみたいな感じで僕の成長を実感としている素振りだった。

風太「む~」
直「そうだ、流しっこしようぜ!」

僕が拗ねているとニコって笑って直が言ってきた。

風太「ったく、しょうがないな~」

僕は仕方なく直の背中を流す。
そういえば小○生の修学旅行のお風呂の時もこんな感じで流しっこしたなとしみじみ思い出す。

風太(あの時より、直の背中大きくなったよな~)
風太「……っ」

後ろから直の性器もばっちりと僕の視線が捉えてしまう。
性器もあの時よりもずっと成長していた。
毛もいっぱい生えていて、性器の形も大きさも小○生の頃とは全然違う形になっていて、つい凝視してしまう。

風太(直も成長したよな……)

下半身がむずむずするのを感じた。
心臓もどきどきと高鳴る。

風太(いけない、いけない!)

僕はこんな気持ちを振り払って、直の背中をごしごしと擦る事に集中する。

風太「……このぐらいの強さでいい?」
直「う~ん、もっと強く」
風太「了解……」
直「おっ、うまいじゃん、この調子この調子!」
風太「はいはい……」
直「そういえば、小○校の修学旅行の時も流しッこしたよな」
風太「そういえばそうだったね」

僕はとぼけてそう言って見た。

直「懐かしいな~、あの頃に戻ったみたいだな~」
風太「そうだね……」
直「あの時も楽しかったよな~」

直は嬉しそうにしみじみと言う。

直「よしっ……交代」
風太「う、うん……」

僕は性器を見られないように隠しながら逆を向く。

直「へへ、おかゆいとこございませんか~」

直は床屋さんみたいなことを言いながら僕の背中をいい感じの強さで擦ってくれる。

風太「うん、きもちいい」
直「へへ、プロですから~」
風太「なんのプロなんだか……」

背中を流した後、湯船に浸かる。

直「めっちゃひろっ!」

直は一目散に湯船に飛び込んだ。

バシャン!

風太「うっ!」

水しぶきが僕の所に飛んでくる。

風太「もうっ! 飛び込んじゃだめだよ! プールじゃないんだからっ!」
直「へへ、いいじゃんいいじゃん」
風太「まったく~」
直「いや~ いい湯だな~」

直は悪びれる様子もなく無邪気に鼻歌を歌い始める。




****

【教室】

入寮して、学校も始まり一ヶ月くらい経過した。
それくらい経つと僕も寮生活に慣れて来た。

ただ残念な事に直とは一緒のクラスにはなれなかった。

当初不安だったけど、でも仲のいい友達が一人できた。

並木祐(ナミキユウ)君。
僕の隣の席の子。

授業が終わりを告げるチャイムが鳴る。

祐「高木君、さっきの数学の授業わかった?」
風太「う~ん……難しかった」
祐「だよね……えへへ……」

僕と並木君はお互いにくすくすと笑い合う。

並木君の少し控えめに笑うその表情はすごく可愛いなって思う。
僕も並木君も比較的大人しい方だから、なんか波長があったみたいで、学校の時はいつも一緒にいる。

まだ一ヶ月くらいしか経っていないけど数年来の親友になった感じだ。

風太「テスト前になったら一緒に勉強しようね?」
祐「うん、一緒にしよう」

そう言って、並木君は本を取り出す。
並木君は読書が趣味で、推理ものとかホラーものとかが好きらしい。

僕も本を取り出して二人並んで読書をする。
おしゃべりとか少ないけど、僕にとってやすらぎの時間だ。

風太「並木君はさ、漫画とか読まないの?」
祐「読むよ、コー〇ギアスとか」
風太「へぇ……意外」
祐「そうかなぁ?」
風太「うん」
祐「高木君はどんな漫画読んでるの?」
風太「えっと僕は『から〇い上手の高木さん』かな……」
風太「僕と同じ苗字だし……いつも直にからかわれてばっかだし、テクを学ぼうかなって思って」
祐「ぷっ……あははは……」
風太「も~、笑わないでよ~」
祐「それ見てみたいな~」
風太「今度貸したげよ」
祐「うん、有難う」





****

【部屋】

ぎしっぎしっ……

風太「……?」

夜中僕はぎしぎしという音で目を覚ました。
何の音だろう……?

風太(上から……?)

上を見上げると二段ベットの上段が揺れている。
そこからぎしぎしと、軋む音が聞こえる。

風太(……直……?)

上にいるのは直しかいない。

風太(直、こんな夜中に何してるんだよ……)

時計を見ると、夜中の2時ちょっとすぎたところ。

揺れるようなリズミカルな音はずっと続いている。
こんな夜中に歌でも聞きながらノリノリになっちゃってるのかな……?

直「あっ……」
直「んっ……」

風太(……ええっ!?)

今、ぎしぎしという音と同時に上から高い声が聞こえてくる。

直「ああっ…ああっ…」

風太(これって……もしかして……)

同じ年頃の僕には今直が何をしているのか容易に想像できた。

直「あっ…ああっ……」

上でベットが軋む音。
直の切なそうな声。

風太(直……オナニーしてる……)

心臓の鼓動が早くなってくる。
そして同時に僕の顔が熱くなるのを感じた。

風太(ど、どうしよう……)

親友の直のそんな場面に遭遇しちゃうなんて……。
直は僕にとって一番仲良くて、一番大好きな友達なのに……。

そんな直のオナニーに……。

風太「……っ」

直「んっ…んっ…んっ……」

聞き慣れたいつもの直の声とは全く違う直の声……。
初めて聞く直の声……。

風太(えっちだ……)

次第に上段のベットが揺れる音が激しくなる。

直「んっ…あっ…あっ……」

そして 『シュシュッ!』とティッシュを何枚か取る音と同時に……

直「ああっ……!……んっ……んんっ……!」

直の一層大きな喘ぎ声が響いた。

風太「……」

それからしばらくして、音はやんだ。
部屋は静けさを取り戻す。

風太「……」

まさか直がそういう事するなんて……。
いや、思春期男子だからして当然なんだけど……。

でも僕の一番よく知る直がそんなことするなんて……。

風太「……」

やばい……。
僕の性器もいつの間にか大きくなってる。

風太「……」

やっちゃおうかな……。
もう直も寝たよね……?

僕はズボンを一気に降ろす。

風太「はぁ…はぁ…」

それから、ソコを握って一気に扱く。

風太「んっ…んっ……」

風太(直がオナニー直がオナニー)

さっきしていた直の声を思い出しながら僕はソコを上下に扱く。

風太「んっ…はっ……」

いつもよりたまんなくきもちいい。
気持ちよすぎて自然に手の動きが早くなる。

風太「んっ…ん…くぅ……っ」

もう出ちゃうっ。

すぐに枕元にあるティッシュを2,3枚取り出して僕の性器に近づける。

風太「はぁっ……んっ……んっ」

そしてそのティッシュはすぐ僕の吐き出された精液ですぐに濡れた。

風太「はぁ…はぁ…」




****


直「おーい、フウ~、朝だぞ~」
風太「う、う~ん……」

眠い。
よく知る人の声が聞こえる。

直「起きろって、遅刻するぞ」
風太「う、うん……」

目を開けると、見知った顔がある。

風太「直……?」
直「やっと起きたか? 早くメシ食いに行こうぜ!」
風太「う、うん……」

頭がぼーっとする中、僕は身体を起こす。
昨日の事を思い出す。

風太(……)

その途端、心臓がどきどきする。
直があんな事を……。

直「ぷっ……フウ、寝ぐせすげ~」

直は僕のそんな心境などつゆ知らず、おかしそうに笑っている。

風太「う、うん……直してくる……」


洗面台に行き、髪の毛を直す。
そして歯磨きと顔を洗う。

風太(いつもの直だった……)

そう、いつもの天真爛漫な直。
子供っぽくて無邪気な直だった。

風太(でも、直もああいう事するようになったんだな~)

そんな事を思うと胸がきゅんと疼いた。



****

【教室】

休み時間。本を読んでいても内容が入ってこない。
そういえば、気づいたら一時間目の授業もいつの間にか終わっていたな~。

風太「はぁ……」

だって、直があんな事してたんだもん。
それで僕もその後しちゃって……

風太「はぁ……」

祐「高木君ため息なんかついてどうしたの? 授業中もぼーっとしてた見たいだし……」

隣の席で同じく本を読んでいた並木祐君が僕の方に顔を向ける。

風太「う、うん……ちょっと昨日夜更かししちゃって……あはは……」
祐「そうなんだ、高木君って規則正しそうだけど、夜更かしとかするんだね」
風太「うん、そうなんだ……あはは……」

なんとか笑顔を作る僕を見て、祐君も少し笑う。

風太(なんとかごまかせた)

まさか昨日の事なんて話せないよ……。

祐「風太君、この本面白い?」
風太「うん、面白いよ、この本は無人島に流された二人の少年の話なんだ」
祐「へ~、今度貸してよ」
風太「うん、いいよ……」
祐「楽しみにしてるね」

そう言った後、並木君は自分の読んでいた本に目線を戻す。
本を読んでいる時の並木君はとても綺麗でとても可愛くて、一枚絵のようで、僕はしばらく並木君の横顔に惹かれていた。

風太(並木君、可愛いなー)


並木君もやっぱああいう事したりするのかな~?
って、何考えているんだよ、僕!
さっきからこんな事ばっか考えちゃうよ……。


****

【部屋】

夜いつものようにベットの中に横になるけど、なかなか眠れない。
上では直はすでに眠っているようだ。

風太「……」

頑張って目をつぶるけど、昨日の事が思い出されて眠りにつけない。
今日は眠れないなと思っていたけど、いつの間にか僕は意識を手放す。

……

風太「うう~ん……」

二度あることは三度あるのか……
僕は意識を現実に取り戻していた。

寝ぼけ眼で、スマホの時計を見るとまだ夜中の一時だった。

ぎしっ! ぎしっ!

上のベットが動いている。

直「あっ……ああっ……」

風太(直、またやってるー!)

僕の心臓の鼓動が一気に早くなる。
下半身も疼いてくる。

直「んっ…あっ……」

上からぎしぎしという音と同時に直の唸る声が小さく響く。
とても気持ちよさそう。

直「っ…んんっ……」

いつもは元気いっぱいな直が、こんな切なげな声を出してるなんて……

風太(僕もしちゃおうかな……?)

僕はズボンを一気に降ろして、自分の性器を握った。

風太「んっ…」

すでに熱を帯びてしまった僕の性器を自分で握って、上下に動かす。
気持ちいい……。

風太「ん……んっ…んうぅ……くっ!」

上でよく知る親友が今オナニーしている。
そんな親友につられて僕までオナニーしちゃうなんて……。

風太「はぁ…はぁ…」
直「んっ…ああっ……」

直は荒い息を吐きながらも行為に没頭している。
僕が下で直と同じことをしてるなんて絶対に思っていないだろう。

風太「んっ…んんっ……」
直「ああっ…ああっ…」

その証拠に直の喘ぐ声はさっきよりも淫らになっている。

風太「あっ…あっ……」

僕もその声につられるように、僕の喘ぎも卑猥になってしまう。

直「んっ…くぅうっ」
風太「はっ…ああっ……」

フィーナレなのか、上のベットの揺れが激しくなる。

直「はっ…はっ…ああっ…」
風太「んっ…はっ…はっ…」

僕もつられて激しく自分の性器をこする。

直「っ!…っくっ!……ああっ……!」

その声と同時にティッシュを取る音する。

直「あっ…ああっ!」

直はいったようだ。

僕もいくっ!
気持ちいい!

風太「んんっ! ああっ!」

僕も素早くティッシュを取って性器を包みこむ。
間に合ってティッシュは僕の精子を受け止めた。

直「はぁ…はぁ…」
風太「はぁ…はぁ…」

やがて僕たちの部屋は静けさを取り戻す。


*****


今日は6月9日……兄さんの命日。

風太「行ってきます……」

写真に写る兄さんにそう言って、直と一緒に部屋を出る。

直「今日だよな……フウの兄ちゃんの命日……」
風太「うん……」
直「学校終わったら、行くんだろ」
風太「うん、行ってくるよ」
直「そっか……」
風太「うん……」

軽く手を振って直と別れる。

4年前僕の兄さんは15歳の若さで亡くなった。
病気だった。

僕は兄さんが凄く大好きで、毎日のように兄さんがいる病室に行って遊んでもらっていた。
だから兄さんが亡くなったときは本当にショックだった。

毎日泣いていた。
毎日ふさぎこんでいた。
一番つらい日々だった。

兄さんの命日を迎える度に僕の心は沈む。
胸が締め付けられるような切なさを感じてしまう。


*****

教室に入っても切なさがこみあげて来る。
本当、この日だけはメンタルがどうかしそうだ。

時間が解決するって、よく聞くけどそんなの嘘だと思う。
人を失ったショックは何年経っても癒えないものなんだなって感じる。

風太「……」
祐「高木君……?」
風太「あっ……並木君……」
祐「なんか、辛そうな顔してるけど……大丈夫?」

並木君は心配そうに僕の方を見る。

風太「うん、大丈夫、有難う……」
祐「なんかあったの?」
風太「……その、今日は僕の兄さんが亡くなった日なんだ……」
風太「この日になるといつも辛くなっちゃうんだ……その、気にしないで……あはは……っ」
祐「そっか……」



****


僕は兄さんのお墓にお線香を置いた後、手を合わせる。

兄さんは4年前、15才という若さで亡くなった。
今の僕の年齢と同じ歳だ。

僕はとうとう兄さんの歳に追いついてしまった。
昔はその年齢がとても大人のように見えたけど、その歳になって見ると全然大人じゃない事がわかる。

むしろ全然子供だ。

こっそりと兄さんが泣いていた光景を思い出す。
兄さんの親友の修一君の胸で、こわいよって……死にたくないよって……子供のように泣きじゃくっていた。

でも子供だった僕の前では決して涙を見せなかった。
いつも笑顔だった。

だから時々思う。
僕のせいで兄さんに無理させちゃったんじゃないかって……。
泣きたいときに泣けなかったんじゃないかって……。

それに……
兄さんはその親友の修一君と恋人関係だったに違いない。

病室に遊びに行った時、兄さんと修一君がセックスしていたのを僕は見ちゃった。
修一君に性器を舐められたり、お尻に入れられたりされていて……

兄さんは切なそうな表情を浮かべて、泣きそうで、卑猥な声を出して……
そして、時折幸福そうな表情を浮かべる兄さんの表情が印象的だった。

とても艶めかしくて、甘美で背徳的な光景だった。

今思うと兄さんと修一君はつきあっていたんだろう。
大切な恋人同士だったんだろうって思う。
僕がいっぱい遊びに行ったせいでその恋人と一緒にいる時間も奪っちゃったんじゃないかとも思ったりする。

あの時の僕は子供だったから、空気読めてなかったかもしれない。

風太(兄さん……)

お墓の掃除をして、お花とか、兄さんが好きだった『黒い恋人達』を置いて帰ろうとした時、後ろから声をかけられる。

修一「あれ、もしかして風太……?」
風太「え……?」

後ろを振り返ると、僕と同じくらいの背の男の人が立っていた。

風太「あっ……修一君……?」
修一「おう、久しぶりだな」

そう言って修一君は笑う。

兄さんが亡くなって以来交流は途絶えていたから久しぶりの再会だった。
親から聞く話によると大〇生になったとは聞いていたけど……。

修一「お前ずいぶん大きくなったよな~」
風太「修一君はなんか背縮んだんじゃないの?」
修一「うっせ、お前が身長伸びたんだよ……くそ~ とうとう風太に追いつかれちまったか~」

修一君はあの時とあまり変わってなくて少し安心する。
兄さんと僕と修一君でおしゃべりとかした思い出が頭に浮かぶ。
なんか懐かしい。


風太「……兄さんの所に来てくれたんだ」
修一「当たり前だろ……親友だし……」

そう言って修一君はお線香に火をつけて、兄さんの墓前に手を合わせる。
兄さんと修一君は親友ではなくて恋人だった事を知っている。

お墓参りが終わった後、修一君と一緒に並んで帰る。
あの頃は修一君の方が遥かに身長がでかかったけど、今は同じくらいの背丈だ。
なんか変な感じ。

修一「風太はもう15か……」
風太「うん、15だよ……兄さんと同い年になっちゃった……」
修一「そっか、でかくなるわけだよな……お前あんな小っちゃかったのに……」
風太「今じゃ、修一君と同じくらいだもんね」
修一「くっそ~、オレあれから全然背伸びなかったんだよな~」

昔は修一君が大きく感じたけど今は全然そうは感じなかった。
背だけじゃなくて、顔立ちとかもまだまだあどけなさを残していて、僕より4つも上とは思えない。

いま考えると修一君は元々童顔だったんだろうなって思う。
まあ、僕も兄さんに似て相当な童顔だから人の事は言えないけど。

修一「そうだ、アイスでも食うか? おごってやるよ」
風太「え? 大丈夫なの?」
修一「平気だって、バイトしてんだから、何がいい?」

誇らしげに言うから、お言葉に甘えちゃおう。

風太「ハーゲ〇ダッツのストロベリーがいいな」
修一「却下!」
風太「え~! けち」
修一「あっ、けちって言ったからお前はもうシャリシャリ君な」
風太「え~!」

修一君はそう言ってコンビニでアイスを買って来る。
そのアイスを公園のベンチに座って一緒に食べる。

修一「本当、久しぶりだよな~ そっかー、風太はもう高〇生か……」
風太「うん……」
修一「まあ、制服着てなかったら高〇生に見えないけどな~」
風太「む~! 失礼な! 修一君だって全然大〇生っぽくないくせに!」
修一「ははは……まあオレも比較的童顔だしな、ってかチンコの毛はぼーぼーか?」
風太「うるさいっ!」
修一「そう言うなって、見てやるよっ、ほらっ、みせてみっ」

そう言いながら修一君はふざけて僕のズボンに手をかける。

風太「なっ! やめてよっ!」
修一「いいだろ~、照れんなよ~ 風太の成長見届けてやるからよ~」
風太「うわ~、さわるなっ、へんたいっ!」

しばらくじゃれあった後、ようやく僕は解放される。

修一「ははっ、本当懐かしいな、こうやって風太をからかうのも」
風太「からかわないでよー」
修一「ははは……」

あの頃のように僕と修一君は戻っていた。
ただ一つ違うのはそこに兄さんがいないこと。

風太「ってか修一君、来年成人式……?」
修一「そうだな……」

修一君は少し笑顔を浮かべる。
でもその笑顔は寂しそうだった。

多分兄さんの事を考えているんだろう。

風太「兄さんと出たかった……?」
修一「ああ、拓斗と一緒に成人式出たかったな……」

僕は意地悪だ。
わかりきった質問をついしてしまった。

風太「本当は、修一君、兄さんと恋人だったんでしょ?」
修一「……っ!?」
修一「えっ……なんで……」

修一君はびっくりしたような顔をする。

風太「……僕、4年前見ちゃったんだ……」
風太「あの時、兄さんと修一君がエッチな事、セックスしているのを……」
修一「……」

僕たちの会話は少し沈黙した。

修一「そっか……見られてたんだな……」
風太「うん……」

修一君は少し深呼吸した後、切なげに夕焼けを見上げた。

修一「そうだよ、オレと拓斗は本当は親友じゃなくて、恋人同士だったんだ……」
修一「だからそういう事も正直してた」
修一「驚いただろ……? オレと拓斗がそういう事をしてるのを見て……風太はまだガキだったもんな……」

『はは』って修一君は力なく笑う。

風太「うん、驚いたよ」
風太「僕にはあの時何をしていたかわかんなかったけど、でも見ちゃいけないものだって思った……」


修一「……その何て言ったらいいかわからないけど、ごめんな……」

風太「なんで謝るの……?、だって修一君が兄さんの支えになってくれたじゃない……」
風太「兄さんの大切な人になってくれたじゃない……」
風太「だからそんな辛そうな顔しないで」

修一「風太……」
風太「修一君にシリアスは似合わないよ」
修一「ったくー、お前いっちょ前な口聞くようになったよな」

修一君は僕のおでこを指で軽く、ちょんとでこぴんをする。

風太「うぅ……子ども扱いしないでよ……」
修一「はは、まあ、ありがとな……」
風太「うん……」

風太「修一君……」

僕は修一君を抱きしめる。

修一「お、おいっ……」
風太「……」
修一「どうした……?」
風太「僕とセックスしようよ……」
修一「……」

僕は真剣だった。
兄さんを抱いたこの人に抱かれれば兄さんの温もりを感じることができるかもしれない。
兄さんが入れた彼の性器を僕が感じて兄さんがどんな温もりを感じていたのか知りたかった。

けれど……

ぴん!

風太「いたっ!」
修一「ったくそんな事簡単に言うなよっ! ガキのくせにっ!」

修一くんは僕のおでこを、ちょんとでこぴんする。

風太「ううっ……ガキって、僕はもう高〇生なんだけど」

あの頃の兄さんと同い年なんだ……

修一「セックスってのは好きな人とやるもんなの、だから軽々しくそんな事いうなよ」
修一「わかったか……?」
風太「……」

修一君はうなだれている僕の頭を撫でた。
こういう所は大人なんだなって思った。

風太「……」
修一「いつか風太にも好きな奴ができると思うから、その好きな奴とやれよ……」
風太「……うん」
修一「よし……まあ久しぶりに風太にあえて良かったよ、頑張れよ」
風太「うん……」

修一「じゃあな」
風太「うん……」

修一君は笑顔で僕に手を振った。


修一君と別れた後、僕は思った。
僕はすごい事を修一君に言ってしまったって。

でも……
兄さんの大切な人を前にして……
兄さんの大切な人の寂しそうな表情を見て…

心がどうかしちゃったのかもしれない。

だって……

修一君に抱かれている時の兄さん……今思うと可愛くて、綺麗だったんだ
苦しそうだったけど、でも気持ちよさそうで、幸せそうだった
弟の僕なんかが入る余地がないくらい修一君とセックスしている兄さんは幸せそうだった……

そのぬくもりを僕は感じたかったのかもしれない。
兄さんが大切な人の与えてくれるぬくもり、兄さんが与えられていたぬくもりを感じて見たかったのかもしれない。

帰り道、僕は少し泣いた。







こんな感じで書きました(^^)v
まあ、いつかゲームにするなら分岐しやすいようにこんな内容になっておりますが、書きたい部分は書けたかなって感じです(^^)v

果たして自分のマニアックな世界観に共感してくれる人はどれだけいるだろうか……という事でこのお話は読む人を選ぶ作品ですね(^^)v

読んでくださった方有難うございました(^^)v

祐君と直君というキャラもいることですし、また別のタイトルで風太のお話の続きを書くかもしれません。
話を広げようと思えば広げられますね。
このストーリーに選択肢等をつければBLショタゲーにもできますしね(^^)v

で、実は修一君以外の登場人物のイメージ絵は作ってます(^^)v

フウ斜め横顔立ち絵1
主人公の風太は前回の表紙絵から少し成長した感じで、でも可愛さはそのままに……

ナオ斜め横顔立ち絵1
風太の親友の直は少しやんちゃっぽい感じで……

祐立ち絵
祐君は真面目で可愛らしい美少年ってな感じで(^^)v
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[ 2018年03月01日 21:40 ] カテゴリ:自作ショタ小説 | TB(0) | CM(0)
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ニャンタロー

Author:ニャンタロー
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